聖なる怪物たち第1話あらすじ完全版

聖なる怪物たち

[第1話]

01/18放送

大久保記念病院にやってきた車の運転手が女性を降ろし、そのまま走り去った。
女性は妊娠していて、早急な帝王切開が必要だったが、当直に産婦人科医はいない。
他に搬送する時間もなく、外科医の健吾（岡田将生）が執刀。
無事に出産は済むが、妊婦の容態が急変し、やがて息を引き取ってしまう。

話は１年前にさかのぼる──。
圭子（加藤あい）は日向（長谷川博己）と結婚式を挙げていた。
出来ちゃった結婚による略奪婚だった。

だが、圭子は式の最中に倒れてしまう。
やがて、目覚めた彼女は子宮を摘出され、子供の産めない体になっていた。

一方、健吾は大久保記念病院に赴任。
すると、待合室で子供が苦しんでいた。健吾は触診し、腹膜炎の可能性を告げる。
だが、外科医の水原（勝村政信）は別の手術があり、健吾に執刀を命じる。
腹膜炎の手術経験が少なく躊躇する健吾を、看護婦長の優佳（中谷美紀）が叱咤。
手術は何とか無事に終わった。

そんなある日、優佳のアパートを妹の圭子が訪ねてくる。
圭子は流産して、子宮を摘出したことを優佳に打ち明けた。
そして、卵巣は無事だから人工授精はできる、と代理出産を優佳に頼む。
だが、優佳は子供を持つことだけが幸せではないと断るのだった。

翌日、腹膜炎の緊急手術を受けた子供が消えていた。
優佳は治療費を払わずに逃げる患者などよくいると平然。

優佳は日向に、圭子から代理出産を頼まれたことを告げる。
日向は代理出産の意志はないと言うが、そこに圭子が現れて反論。
だが、日向の母・華江（山本陽子）は、前妻との間の子がいるのだから、跡継ぎのことは考えなくていいと言う。

優佳とふたりきりになった圭子は、ただ日向の子が欲しいだけなのに…とつぶやく。

帰途に就いた優佳は健吾と遭遇。
すると、病院からいなくなった子供の母親の姿を見かけた。
怒る健吾に、金ならパチンコで稼いで払うと言い、優佳はそんな彼女を殴る。

やがて、優佳は圭子のもとを訪ね、子供を産ませてやるとい、代理出産を引き受けた。

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