石田純一の娘・すみれのイジめられた過去、借金8千万・・・離婚から空白の10年とは!?
石田純一と娘・すみれが、12月20日に放送されたTBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』に親子揃って出演した。

両者は、彼の不倫騒動後から約10年間、一切顔を合わせることなく離れ離れに暮らしていた。小学校1年生から高校生という成長期を見守ることが出来ず、現在一緒に仕事が出来る状況を「こうしていられるのが奇跡」と話す。
「傷つけちゃった部分もあって、一生かけても償うことは出来ない。僕が迷惑かけただけだから。ごめんなさい」と石田純一は自らの過ちを振り返り、改めて謝罪の言葉を述べた。
すみれは、そして石田純一は、ハワイと日本でそれぞれどのような生活を送ったのだろうか。

1996年、すみれが6歳の時、不倫を週刊誌にスクープされた。騒動発覚後、マスコミに対し石田純一はかの有名な「不倫は文化」発言をした。
奇しくも、小学校受験の三者面談が「不倫は文化」と報じられた翌日。面接官から第一声で「"不倫は文化"とはどういう意味ですか?」と質問され、石田純一は血の気が引いてしまった。必死に弁明するも、結果は不合格。
「俺のせいで、娘のチャンスを奪ったかもしれない。それが自分にも覆い被さってましたけど」と強く責任を感じた。

公立小学校に進学したすみれは、周りの生徒から"文化の子"呼ばれイジめられた。同級生は言葉の意味をよく分かっていないが、連日マスコミで取り上げられるため、"不倫は文化"という言葉だけはよく知っていたのだ。
自宅に毎日取材陣が押しかけ、玄関前にタクシーを横付けして乗るしか外出方法がなく、すみれは玄関のチャイムの音がしただけで泣いてしまう、情緒不安定な状態に陥った。
日本にいる間、元妻・松原千明とすみれは、俳優・永島敏行の自宅に身を寄せていた。それでもマスコミの騒ぎは収まらず、国外への移住を決めた。

しかし、ハワイの学校に転入しても、すみれ英語が話せないため、"エイリアン""キリン"など酷いアダ名を付けられ、再びイジメられる状況に。
松原千明にはその事を隠し、自宅では笑顔で振る舞った。必死に英語を勉強して、他の生徒と会話できるようになり、ようやく打ち解けた。

その頃、石田純一仕事が激減。事業も不振にあえぎ、ピーク時年収1億5000万円だったのが、借金8000万円まで膨らんだ。自身が所有するオフィスビルを売ってもなお借金は残り、家賃や所得税の支払いに苦しむ日々。
2001年には、長男・いしだ壱成が暴行事件を犯し、公演中の舞台を降板。石田純一は、いしだ壱成と一緒に関係者をまわって土下座の謝罪をした。
この時も、自分が初婚の妻(※一般女性)と離婚して息子と一緒にいられなかった事が遠因になっていると反省したという。

松原千明は、ハワイで出会った英会話講師のポール・バウアーと再婚。義理の父親を手に入れるが石田純一とは会えず、彼からのプレゼント等は同じくハワイの学校に娘を通わせていた千昌夫が届けた。
すみれ高校生となり進路を考える際、年間の学費が約500万円かかるカーネギーメロン大学に入学したいと思い、石田純一に費用を援助して欲しいと手紙を書いた。この時、彼は初めて娘が成長したことを痛感する。手紙とははいえ、久々に娘からメッセージを受け取って心から嬉しかった。
2007年に両者は10年ぶりに再会。学費を石田純一援助して、見事カーネギーメロン大学へ進学を果たした。
「会ってくれて感謝の気持ちでいっぱいだった」と当時の心境を石田純一は語った。

石田一家が皆仲良く生活しているのも、多くの人々の支えがあってこそ。石田純一は残りの生涯、彼らへ感謝の思いを還元することに尽くすであろう。
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