絶好調キム･ヨナ､転んでも勝っちゃった!!

フィギュアスケート･グランプリシリーズ第5戦スケートアメリカ､女子ショートプログラムで世界最高得点を更新したキム･ヨナ｡

このまま､フリーでも圧勝と思われたが､2連続3回転ジャンプが乱れ、続く3回転フリップで今季初の転倒するなど､まるでショートプログラムとはまるで別人のような散々たる内容であった｡

しかし､それでもキム･ヨナは､フリーで2位につけ､ショートプログラムの貯金で逃げ切り､優勝｡

合計点は187.98と､フランス杯でマークした世界最高210.03を22.05点も下回った｡

キム･ヨナは､この結果について､

｢ショートプログラムが完ぺきだったからか､緊張しすぎた｡体も重かった｣

と振り返った。

今季初戦フランス杯で別次元の強さを見せたキム･ヨナたが､

今回は､

｢周囲の期待が重圧になった｣

と告白｡

演技直前にスケート靴のひもを締め直し､

｢気になって集中力を欠いた｣

とかなりナーバスになっているようだ。

バンクーバー五輪では､金メダル最有力候補として注目を集めるキム･ヨナ｡

今回のこの結果は､浅田をはじめとする日本人選手にチャンスを与えるものになるのか､

転倒しても優勝という脅威を与えることになるのか?

まずは､グランプリシリーズファイナルでの安藤美姫との対決に注目だ!!

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