トータルテンボス藤田が“草野球のため”右肩手術へ！

(04/15)

お笑い映像コンテスト「Ｓ-1バトル」の3月王者に輝き､賞金1,000万円を獲得したトータルテンボスの藤田憲右（ふじたけんすけ=33）が､趣味の草野球のためだけに､古傷の右肩を手術することが14日､分かった。「デイリースポーツ」が報じている。

すでに､オリックス・濱中治外野手らを治療した名医が勤務する千葉・船橋市の病院を紹介されており､5月にも検査するという。

費用はＳ-1賞金でまかなう予定。

エースだった高3夏の高校野球静岡県予選で2連続完封し､3回戦まで進んだ藤田は､MAX130キロ超のストレートの復活を期している。

藤田は22歳のとき草野球のマウンドで痛みが走り､その後は全力投球のたびに脱きゅうしたような激痛で吐きそうになっていたという。

幸い日常生活に問題はなかったが､昨年､所属する吉本興業の芸人による「アフロモンキーズ」が､ワタナベエンターテインメント､サンミュージックなど8チームで構成する芸人リーグに加入。

しかし､一塁手・藤田は打率1割台と“低迷”

奮起した元本格派右腕は走り込みなどのトレーニングを再開すると､昔の肩が恋しくなったという。

そして都内の大学病院で診察を受けた藤田は､外科手術無しでは治らない「関節唇損傷」と診断された。

医師からは「日常生活に問題なし。草野球なら投げ方を（横に）変えたら大丈夫」と説明されたが､藤田はあくまでもオーバースローでの剛球復活を希望。プロ野球やドラフト候補が受けるような手術を受けることを決意したという。（淺川）