尾木ママ、桜宮高校の生徒記者会見激怒! 「体育科の見直し必要」と橋下徹擁護!
(01/23)

昨年末、大阪市立桜宮高校で体罰を受けたバスケットボール部の男子生徒が自殺するという事件が起こった。
この件に関して、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹(おぎなおき=66)が、怒りを顕わにしている。

事件は2012年12月にバスケットボール部の顧問がキャプテンの高校2年生男子に体罰を与え、12月23日に生徒が自殺したことに端を発する。
これをキッカケに同校では複数の部活動で顧問による体罰や暴言が日常化していたことが発覚。
大阪市長の橋下徹(はしもととおる=43)は今月15日、今春の同校体育系学科の入試中止を市教育委員会に要請した。
21日には同科の募集中止が決定し、定員120人を普通科への振り替えることが発表されている。

この問題で、保護者や受験を控えた生徒からは、電話による苦情が殺到。
さらに桜宮高校で運動部のキャプテンを務めた3年生の男女8人が記者会見を開き、教育委員会の決定を批判するまでに至った。
彼らは、
「桜宮高校の体育科などに魅力を感じて受験を希望していた人がほとんどだと思うので、普通科に変えるのはとても残念です。
入試のやり方を変えればいいというわけでなく、在校生の私たちも納得できません」
「このまま自分たちの大切な後輩を残して卒業できない。
桜宮高校の全ての先生を人事異動で入れ替えないでほしい」
と訴えている。

尾木ママが怒りを感じているのはこの生徒による記者会見。
22日に更新したブログで、
「生徒の記者会見!?
誰が仕組んだのかしら?
出てくるべきは学校 顧問 教師でしょう!!
なぜ部活の部長?」
と綴った。
一部の大人が生徒たちをそそのかして、騒動の矢面に立たせたと憤りを感じているようだ。

確かにそれぞれの部活動の長が独断で集まり、独力で記者会見まで開いたという可能性は低い。
どこかで大人が入れ知恵をして、舞台を用意したとするのが妥当だろう。

尾木ママはさらに、
「・なぜ記者会見なの?
・亡くなった生徒のつらさ、苦悩受け止めている姿?
・ご遺族の心情考えているの
・命の重みわかっているの」
と疑問点を挙げて、
「橋下市長の言う通り体育科そのもの抜本的に見直した方が良さそうですね!
従属関係 マインドコントロール 教育に危険、不要なんです」
と専門家としての意見を述べた。

現在、同校の一部生徒はSNS上で差別的な表現を使い橋下市長を批判するなど、収拾がつかない状態になっている。
今、大人がすべき事は子供をけしかけて感情的にさせることではなく、冷静に対処するように諭すことだろう。(石森)


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