小栗旬､新ドラマで獣医版ブラック･ジャックに挑む!!

(08/24)

俳優の小栗旬(おぐりしゅん=27)が､10月スタートのTBS･MBS系の連続ドラマ｢獣医ドリトル｣(日曜､後9時)に主演することが23日､分かった｡

原作は､｢ビッグコミック｣(小学館)で連載中の同名人気シリーズ漫画｡

小栗が演じるのは､腕は一流だが口が悪くぶっきらぼうで､法外な治療費を要求する獣医師･鳥取健一(通称･ドリトル)｡声なき動物たちを救うだけでなく､問題を抱えた飼い主の心までも治療していき､"獣医版ブラック･ジャック"とも呼ばれている｡

TBSの瀬戸口克陽プロデューサーは｢(悪徳獣医役は)今までと違う魅力を引き出したいと思い､かつ､すごくハマると思った｣と小栗の起用理由を説明｡

同ドラマのもうひとつの見所はヒロイン･井上真央(いのうえまお=23)をはじめ､プロデューサー､演出家､監督まで､小栗の出世作となったドラマ｢花より男子｣のスタッフ､キャストが集結していることだろう｡

さらにドラマ｢ごくせん｣以来の共演となるライバル獣医役の成宮寛貴(なりみやひろき=27)がラインナップされ､まさに黄金の布陣といえる｡

小栗は｢動物の声なき声に耳をかたむけながら､動物とどう向き合うべきか､われわれも一つの動物であるのだということを考えていけるような作品にしたい｣と語っている｡

初監督作品｢シュアリー･サムデイ｣が大コケした小栗にしてみれば､本業で巻き返しを図りたいところだろうが､さて…｡(松野)