サキ
[第1話]
雑誌記者・新田隼人(三浦翔平)はずっと、世の中にただ一人になった血縁者である姉を探していた。01/09放送
そんなある日、隼人が書いた記事がきっかけで、姉だと名乗る、網浜サキ(仲間由紀恵)という美しい女性が現れた。彼女が話す、捨てられた日にちや状況はぴったり合っていたが、隼人は実感がわかない。
数日後、隼人がサキを連れて両親の墓参りへ行った帰り道、二人の前に男が現れ、嫌がるサキを強引に連れ去ろうとする。男はサキが勤める病院の元患者・中川(姜暢雄)だった。何とか逃げ出すが、ストーカー被害を案じた隼人は、サキに知り合いの弁護士・野村康介(萩原聖人)を紹介する。
そしてサキは、隼人の紹介を待たずに一人で野村の元へ相談に出かける。野村はサキの悩みを真摯に聞き、被害者保護のNPO団体を紹介。
数日後のある日、サキの前に再び中川が現れ「今から一緒に来てほしい」と懇願する。先日とは違い、親しげに「必ず追いかけるから」とサキが答えると、中川は安堵し去っていく。
翌日、サキはワインショップに立ち寄り、31年もののワインを購入。帰宅すると、リビングで読み終えた新聞を無造作にゴミ箱へ捨てる。新聞には中川の自殺記事が載っていた。ゴミ箱には、既にビリビリに破られた隼人の署名記事も捨てられていた…。
一方、サキが先に野村に相談しに行ったことに違和感を感じていた隼人だったが、サキから夕食に招待され、肉じゃがの味が母親と同じことに驚く。今思えば、電話の声も確かに母親に似ていた。両親の写真を見て涙を浮かべるサキを見て、隼人はついに「姉ちゃんって呼んでいいですか?」と尋ねる。
後日、喫茶店で野村と出会ったサキは、ストーカー被害が収まったと礼を言う。そしてお礼の品や食事の誘いをするが、「法に触れるから」と野村に断られる。また、野村のことをもっと知りたいのだと意味深げに告白するサキ。
サキが去ったあとには、野村が趣味だと話した映画雑誌が残されていた。戸惑う野村。ひとり歩くサキ。その口元には不敵な微笑みが浮かんでいた…。
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第1話
総合病院の小児科で看護師として勤務。
サキの生き別れの弟。大手雑誌社の記者。
隼人の上司で記者。
人望の厚い人権派弁護士。
隼人の同僚記者。
サキの働く病院の理事長。
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Blau
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