大河ドラマ「天地人」で長澤まさみのロリータセックスダメ出し
(01/28)

俳優・妻夫木聡が主演のNHK大河ドラマ「天地人」の主要キャストの一人、女優・長澤まさみ(ながさわまさみ=21)のキャスティングが急遽変更された。

とはいっても、戦国武将、真田家の女・初音、という役柄自体はそのまま、真田幸村(城田優)の“妹”という設定だったものが、“姉”にあらためられた、というもの。

放送中の“設定変更”は異例のことだ。

この初音は、妻夫木聡演じる主人公・直江兼続の“筆おろし”の相手。

つまり、妻夫木クンが長澤とセックスする──という設定になっていた。

しかし、兼続と初めてセックスをしたときの初音は、なんと女子小学生以下! ということが問題になってしまったようだ。

この、ロリコンどころかペドフィリア(小児性愛)全開の設定を、NHKはどうして見過ごしていたのだろうか?

そもそも、小説家・火坂雅志の原作「天地人」に登場する真田幸村の“姉”初音は、史実にない架空のキャラクター。

とはいえ、それを無理矢理“妹”という設定で制作を進めてしまっては、なにかと無理があっただろう。

一説には、長澤の実年齢が妻夫木より7歳、兄役の城田よりも3歳下だったことによるドロナワの措置だったという話もあり、長澤が少女どころか“幼女”の役を演じるというのも、NHK的、事務所的に確信犯だった可能性は高い。

しかし、天正元年(1573年)、兼続は14歳で初音と出会うが、幸村が兼続よりも3歳程度若いという史実を踏まえると、幸村の妹の初音は10歳未満となってしまう。

児童ポルノの扱いにデリケートな昨今、フィクションとはいえこれでは問題視されてもしかたない。

もっとも、歴史ドラマで俳優と役柄の実年齢に大きなギャップがあるのはいつものこと。

例えば大河の前作の「篤姫」での宮崎あおいは、ドラマ末期には実年齢の二倍以上の40代後半の芝居をしていた。

しかし……今回の「天地人」では、とかく年齢設定が無理目のキャスティングや芝居が目につく。

主人公役の妻夫木も、実年齢の半分以下のローティーン時代から兼続を演じているし、後に兼続の妻となる船役の常盤貴子も同様に、実年齢半分以下の娘役をしているのは、無理目の髪型などがなんともイタイタしい。

さらに、どちらも20代半ばの織田信長、木下藤吉郎(後の秀吉)主従を、43歳の吉川晃司と、60歳(!)の笹野高史が演じているのはそれ自体ブラックジョーク的だ。(淺川)


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