永作博美×大石静が新ドラマ「四つの嘘」で描くアラフォー世代の真実!
(06/03)

今や、日本を誇る実力派女優・永作博美(ながさくひろみ=37)が始動する。

次クール、7月にスタートするテレビ朝日の連続ドラマ「四つの嘘」に主演し、魔性の女を演じるという。

この物語は、今クールで話題になったドラマ「Around40」の登場人物たちと同じ世代、通称“アラフォー世代”の女性4人の物語。

永作を取り囲むように、寺島しのぶ(てらしましのぶ=35)、羽田美智子(はだみちこ=39)、高島礼子(たかしまれいこ=43)という豪華な競演陣が柱となる「女のドラマ」だ。

永作演じる詩文は、男性を引きつける強力なフェロモンの持ち主。

女子高時代のクラスメート・美波の彼氏を奪い、周囲の非難に挑戦するように結婚、出産するも、すぐに離婚し今は年下の恋人と付き合っているなど何かとい忙しい恋愛模様。

詩文と、平凡な主婦・満希子(寺島)、不倫中の主婦・美波(羽田)、仕事に生きる医師・ネリ(高島)の元クラスメート4人は、ある“嘘”を隠し持っていた。

詩文の元夫と不倫している美波が、男性とフェリー事故で亡くなったのをきっかけに、4人の嘘があらわになっていく。

永作は、報知映画賞など5つの映画賞で助演女優賞に輝いた「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」など、昨年3本の映画が公開され、まさに今、最も勢いのある女優のひとり。

今年も4作に出演しており、映画中心だったが、2004年の日テレ系「ラストプレゼント」以来、4年ぶりにテレビドラマに復帰する。

制作サイドは「魔性、淫乱とさまざまなイメージを喚起する演技ができる女優でありながら、常に透明感を持ち続ける女優はいない」と永作の持つ可能性を絶賛した上での起用。
 
永作が出演を決めたのは、初共演となる寺島、羽田、高島ら実力派の女優陣とのコラボレーションと、2006年のNHK大河ドラマ「功名が辻」ほか、「暴れん坊ママ」「ふたりっ子」「恋せども愛せども」などの名作ドラマを手がけつづけている大石静(56)の脚本だから。

「大石さんの脚本には、大河ドラマをさせていただいた時から笑わせてもらいました。また、どんな特異な女たちを書いてくれるのか……怖いです」と永作は話している。

確かに、キャストや設定に注目が集まりがちだが、大石作品であることも非常に重要なウエイトのひとつ。

どんな嘘を見せ付けてくれるのか、楽しみだ。(古田鉄寿)


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