平城遷都1300年祭マスコットキャラが「かわいくない!」で話題沸騰!?
(03/04)

ご当地キャラクターというものが注目され始めてから久しいが、あなたは見たことがあるだろうか?

たとえば、彦根城築城400年祭を記念して生まれた「ひこにゃん」や、兵庫国体のマスコットキャラ「はばたん」、現在開催中のおおいた国体の「めじろん」など、主催の意図を反映して、かつイメージキャラクターとして存在感のあるものが注目を浴びているのだ。

こうしたキャラクターに共通しているのは、どこか力が抜けてしまうような愛らしさというか、かわいらしさ。

でも「かわいいこと」が絶対条件のマスコットキャラで“かわいくない”キャラクターが登場したら、世間の反応はいかに? 

ということで、とうとう登場してしまったのが、「か、かわいくねえ……」と誰もが思ってしまいそうなキャラだ。

それは2010年に奈良県で開催が予定されている、平城遷都1300年祭のマスコットキャラのこと。

もちろん1300年という悠久の時の流れに敬意を表する意味で、彫刻界の第一人者である東京芸術大大学院の籔内佐斗司教授にデザインを依頼した。

そこで、「歴史の中で奈良の地を守り育ててきた仁王様や阿修羅、十二神将、四天王などの使命を受け継ぎ、現代と未来を結ぶ新しいキャラクター」というコンセプトで登場したのが、つんつるてんの頭に鹿の角がにょきにょきと生えた、童子のようないでたちのもの。専門家12人の計21案から選ばれたのだそうだ。

ところが、このマスコットキャラに対する世間の反応は「……? マジですか?」というほど、ドン引き。

某新聞には「高名な彫刻家の作品ということもあり芸術性は高い気がする。が、この着ぐるみに子どもがなつくだろうか? このキャラクターのグッズが売れるだろうか? 個人的には、見通しは暗いと思う」と、容赦のない意見が書き出される始末だ。

さらに愛称を募集した奈良県のホームページには、「かわいくない」などの批判が殺到。中には「仏に角を生やすなんて侮辱だ」という意見もあったのだとか。また、著作権を500万円で買い取ったことにも反発の声が上がっており、ついに市民が「1300年祭を救う会」を結成。反対運動に乗り出したというから、もはやただごとではない。

確かに、お世辞にもかわいいとは言えず、どちらかというと不気味な感じがしないでもない。

さて、あなたはこのキャラクターをかわいいと思うか、それとも……。(古田鉄寿)


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