アジカン主催のジャカルタ公演が開催5日前に中止発表! 諸々手配したファンは大損失!

(05/23)

ロックバンド･ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主催する音楽フェスティバル『NANO-MUGEN FES.』が5月24･25日にインドネシアのジャカルタで開催予定だったが､急遽中止になることが決定した｡

公式サイトでは｢ジャカルタにおける現在の様々な課題について慎重に検討を重ねた結果､ファンの皆様およびアーティストの皆様にお約束すべき環境を整えることが困難である｣
と理由を述べた｡
ジャカルタでは5月20日に大規模デモが実施されるなど､政情が不安定であることが大きな原因のようだ｡

｢誠に残念ではございますが､『NANO-MUGEN FES. 2025 in JAKARTA』は中止とさせていただきます｡ご購入いただきましたチケットにつきましては､すべて払い戻しの対応をさせていただきます｣
と返金対応はきちんと行うとしている｡

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルを務める後藤正文は､｢インドネシアという広大な国土を持つ様々な地域から､あるいは日本から､近隣の国から､参加を予定していたファンの皆さんの無念を思うと､大変申し訳ない気持ちで一杯です｡この日のために準備をされた方が多いと思います｡既にチケットの払い戻しが始まっていますが､渡航費や宿泊費､それらのキャンセルにかかる費用の負担､何より､費やされた時間と失われた機会は､他の何かでは埋めようもなく､それぞれの重みを想像すると言葉になりません｣とコメントを発表｡

参戦を予定していたファンは､すでに飛行機や滞在ホテルの予約を済ませていただろう｡その他諸々の準備費用や時間を考えると､突然の中止という決定はあまりにも残酷だ｡ファンは自らキャンセル料を支払うハメになる｡

日本国内なら治安の悪化による中止なんて事態はほぼ想定しなくても大丈夫だが海外はそうもいかない｡アジカンのメンバーたちにとっても苦渋の選択だったに違いない｡
そして､｢5月31日・6月1日にKアリーナ横浜にて開催の『NANO-MUGEN FES. 2025 in Yokohama』につきましては､予定通り開催させていただきます｣と伝えた｡(船越)

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