玉川徹が10日間の謹慎処分! 菅前首相弔辞めぐる失言でテレビ朝日社長が決断!

(10/04)

テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』でコメンテーターを努める玉川徹に対し､出勤停止10日間の処分を下したことが分かった｡

同局の篠塚浩社長は､｢事実に基づかない発言を行い､番組および会社の信用を傷つけ損害を与えたことによる処分｡誠に遺憾と思う｡再発防止にむけて徹底する｡あらためてお詫び申し上げます｣と処分について説明｡
玉川徹以外に､報道局情報番組センター長､報道局情報番組センターCPに対しては譴責処分を下したという｡

玉川徹は､安倍晋三元首相の国葬にて弔辞を読み上げた菅義偉前首相について､｢これこそが国葬の政治的意図｡僕は演出側の人間としてテレビのディレクターをやってきましたから､それはそういうふうに作りますよ｡政治的意図がにおわないように､制作者としては考えますよ｡当然これ､電通が入ってますからね｣と､自民党の印象をよくするために電通が裏で絡んでいると発言｡

しかし､電通側が関与を一切否定したことにより､虚偽の発言をしたことになるため､｢番組及び会社の信用を傷つけ､損害を与えた｣と上層部が厳しい判断を行った｡
10月5日放送回から10日間､出演を見送るが､謹慎期間を終えた後は番組に復帰する予定｡結局すぐに番組復帰できるわけであり､この処分では甘いという意見も出ている｡

電通への謝罪はともかくとして､名誉を傷つけられた菅義偉元首相への謝罪は､今のところ一切なされていない｡テレビ朝日はその点についてどう思っているのか言及しておらず､問題意識に欠けていることを露呈したと言わざるを得ない｡(船越)

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