そのまんま東こと東国原英夫、長期謹慎していた過去とは!? 襲撃・淫行・暴行・逮捕
(03/01)

今月27日に放送されたバラエティー番組『1番ソングSHOW』(日本テレビ系)の「キング オブ どん底」に出演した東国原英夫(ひがしこくばるひでお=55)。
若手時代の苦労を語り、ドン底から宮崎県知事にまで這い上がったエピソードを披露した。
そんな東国原の"ドン底"時代は、想像を絶する過酷さだったという。

1980年にビートたけし(66)の楽屋を訪れ、弟子入りを志願し、たけしの弟子第1号となった東国原。
漫才を中心に活動していたが、たけし軍団の宴会で「そのまんま東」に改名したことで、ブレークした。

そんな東国原が評判を落としたのは、1986年12月、たけし軍団が講談社を襲撃した通称「フライデー襲撃事件」だ。
彼は襲撃に乗り気でなく、フライデー編集部行きのエレベーターには最後に乗った。
しかし、ドアが開くと東国原が最初に飛び出す格好になるため、スポーツ紙などでは「先陣を切る東」と大きく報じられてしまった。
暴行罪で現行犯逮捕されたが、その後、不起訴処分になっている。

1998年、風俗店で当時16歳だった少女に、性的サービスを受けていたとして警察から事情聴取を受けていたことが発覚。
襲撃事件の熱が冷めやらぬ中、売れっ子芸人の"淫行事件"として大々的に取り上げられた。
「18歳未満と知らなかった」ということで逮捕はされていないが、この後5ヶ月間は芸能活動を謹慎した。
この事件は未だに尾を引いており、2007年に宮崎県知事に就任した際も、「淫行知事」などと揶揄されている。

1997年には、「北海ジャンジャン」の芸名で活動していた男性の側頭部を蹴り、頭部打撲を負わせたとして、書類送検されている。
東国原は容疑を認め、略式起訴で罰金10万円を払って、またしても芸能活動を休止した。
その後、2007年2月に発売した『どん底』で当時の状況を、
「『そのまんま東42歳、ある日突然収入ゼロ』仕事も失い、家族とも離れ離れの1年5カ月の謹慎生活」
と説明している。
同作の内容をめぐって、東国原は北海ジャンジャンと訴訟問題に発展し、昨年1月に名誉毀損で50万円の支払いを命じられた。

華々しい活躍の裏では常に問題を抱えていた東国原。
それでもなお、政界・芸能界で活躍できるのは、やはり一般人にはない魅力を持っているということか。(石森)


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