元D-BOYS･中村優一が芸能界引退! ｢違う道を歩んでいきたい｣

(09/26)

かねてより療養中だった俳優･中村優一(なかむらゆういち=24)が芸能界を引退することが25日､分かった｡

この日､所属事務所｢ワタナベエンターテインメント｣が公式ホームページ上で､
｢かねてより休養中である中村優一ですが､この度9月末日をもちましてワタナベエンターテインメントとの契約を終了することになりました｣
と発表｡
ファンに向けては､
｢中村優一の人生の選択を応援し､見守って参りたいと思っておりますので､何卒､ご理解の程宜しくお願いいたします｣
と呼び掛けている｡

神奈川県横浜市南区出身の中村はジャニーズJr.として活躍した後､2004年にイケメン俳優集団｢D-BOYS｣に加入｡
翌年､『ごくせん第2シリーズ』(日本テレビ系)や『仮面ライダー響鬼』(テレビ朝日系)に出演し人気を獲得した｡

その後も､D-BOYSとしての舞台公演や映画『僕らの方程式』『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』で主演を務めるなど幅広く活躍｡
しかし､2010年8月にD-BOYSの舞台を持病の腰痛悪化を理由に降板｡
昨年11月､治療に専念するためD-BOYSから脱退していた｡

所属事務所によると､腰痛は具合は､
｢社会復帰できる状態になりました｣
とのこと｡
ただ､
｢芸能とは違う道を歩んでいきたいという本人の意向を尊重し､このような結論に至りました｣
と説明している｡

中村の芸能界引退を受け､D-BOYSのメンバーである瀬戸康史(せとこうじ=24)は自身のブログで､
｢ずっと応援していたし､優一さん本人の辛さも知っているので､本当に残念でなりません｣
と複雑な心境を告白｡
五十嵐隼士(いがらししゅんじ=26)は､
｢仕事が決まらず､よくファミレスで夢を語り合った｣
と思い出を振り返りつつ､
｢土俵は違えど仲間でありライバルって事は変わらないから｣
とエールを贈っている｡(伊原)