平清盛」、NHK局内でオワコン扱い! 「八重の桜」はエンタメ路線に軌道修正!?
(09/02)

8月5日の放送で、大河ドラマ歴代ワーストとなる視聴率7.8%をたたき出した『平清盛』(NHK)。
視聴率回復のため様々なテコ入れ策が発表されているが、26日の放送では2度目の1ケタ台となる9.8%をマークしてしまった。

最終回に向けて一向に盛り上がりを見せない同作に、NHKもお手上げ状態。
すでに局内では、"オワコン"扱いを受けているという。
『週刊現代』が報じている。

「本来なら最終回に向けて番組宣伝に力を入れる時期ですが、取材依頼も来ないし、宣伝担当は開店休業状態。
局内では完全に終わったことになっています」(NHK職員:週刊現代)

早々と『平清盛』に見切りを付けたNHKは、綾瀬はるか(あやせはるか=27)が主演を務める次回作『八重の桜』に注力。
リアリズム路線を追求した『平清盛』とは反対に、エンタメ路線で高視聴率を狙うという。

『八重の桜』の制作統括は2009年の『天地人』で平均視聴率21.2%を記録した内藤愼介氏。
テレビ雑誌記者曰く、彼の起用がエンタメ路線の追求を如実に現しているという。

「『天地人』は当初、局内で時代考証がいい加減だと批判されましたが、妻夫木聡ら若手人気俳優を起用し、エンターテインメント路線を追求して成功した。
今回も美人とは言いがたい八重役を綾瀬はるかに、西郷隆盛役を体型的には似ても似つかない吉川晃司が演じるなど、エンタメ色全開です」(テレビ雑誌記者:同)

出演者では他にも、元プロ野球選手・工藤公康氏(くどうきみやす=49)の長男・工藤阿須加(くどうあすか=20)や、人気ロックバンド「Dragon Ash」のKjこと降谷建志(ふるやけんじ=33)など、演技力よりも話題性を重視したようなキャスティングが見られる。
また、朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で一躍脚光を浴びた山本むつみ氏の脚本も、エンタメ色を強める大きな要素となりそうだ。

『八重の桜』はエンタメ路線で新たな視聴者を開拓し、大河ドラマ復権のキッカケとなれるだろうか。(伊原)


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