あの芸人のせいでアパレル業界大ピンチ! ワイルドすぎてデニムベストが売れず
(07/05)

サンミュージックプロダクション所属のお笑い芸人、スギちゃん(38)。
2012年のR-1ぐらんぷりで準優勝し、大ブレイクを果たした売れっ子芸人だ。
デニムベストに短パンという目を引く格好で「ワイルドだろ〜?」と豪快に言い放つスタイルは、一大ブームを巻き起こした。

そんなスギちゃんが、ある業界に悪影響を及ぼしてしまっているという。
『女性自身』が報じている。

スギちゃんによって大ダメージを受けている業界、それは"アパレル業界"。
アパレルブランド店長から、こんな悲痛の叫びが聞こえている。
「スギちゃんのせいで、春夏の"イチ押しアイテム"のデニムベストがほとんど売れないんです!
昨年まではデニムシャツが売れていたので、その流れで今年はデニムベストが流行るといわれていました。
そこで大量入荷してみたのですが、試着したお客さんはみな揃って『スギちゃんみたい。超ウケるんだけど(笑)』と言って買ってくれません。
カップルの場合、彼氏のほうがおもむろに着始めて『ワイルドだろ〜?』とまねする始末。
売上も予想を80%も下回る状態に。
もう、どうしていいかわかりません」(アパレルブランド店長:女性自身)

海外ではすでにブレイクが始まっていたというデニムベスト。
日本でもその傾向を追って、今年の春夏にはデニムベストやデニムノースリーブシャツに力を入れる予定だったそうだ。

「ウチのブランドでは、デニムベストにデニムパンツのセットアップを展開しているのですが、まさにスギちゃんファッションそのもの。
そのおかげでまったくといっていいほど売れません。
店頭に展示しているときは『オシャレに見える』と好評なのですが、試着した途端、どうしてもスギちゃんのことが頭をよぎってしまうみたいです……」(別のブランド店に勤務するスタッフ:同)

それでは実際にベストを購入した20代女性の意見を聞いてみよう。
「お店で見たときに可愛いと感じ、思い切って買ってみました。
それを着てFacebookに画像をアップしてみたのですが、まあ、コメント欄が荒れる荒れる。
みんなから『スギちゃんみたい(笑)』『ワイルドだぜぇ』とイジられるので、それ以来、恥ずかしくて着られません。
スギちゃんがブレイクしている今、アレを買うことは女子にとってまったくメリットがありませんね」(ベストを購入した20代女性:同)
海外ではオシャレスタイルかもしれないが、日本ではお笑いスタイルとなってしまっていることがよく分かるのではないだろうか。

アパレル業界のブームをぶち壊してしまったスギちゃん。
確かに、"ワイルド"なエピソードである。(今井)


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