浅田真央、ポプラ社に対し3回も怒り爆発!? エッセー集出版中止のワケとは!?
(01/29)

2月8日発売予定だった女子フィギュアスケート・浅田真央(あさだまお=21)による初のエッセー集『大丈夫、きっと明日はできる』。
発売を前にして10万部を超える予約があったのだが、浅田は急遽出版を取りやめることを決定した。

同件について浅田は自身のホームページで
「本の宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがあり、出版を中止させていただくことになりました」
と告白。
出版元のポプラ社との対立が出版中止の理由だったという。

10万部の予約を白紙に戻すこととなってしまったポプラ社。
出版停止に至るまでに、浅田のことを3度も怒らせてしまったのだという。
『女性セブン』が報じている。

2010年に開催されたバンクーバー五輪からの2年間や、スケートへの思い、母・匡子さんとの交流などが綴られている同エッセー集。
「昨年12月にお母さんが亡くなったとき、真央ちゃんは、この本の出版を延期したいと申し出たそうです。
しかし、ポプラ社側は、"もうスケジュールが決定していて、発売日は変えられない"と主張。
まずこの時点で真央ちゃんには不信感が芽生えたみたいなんですが、このときは"楽しみに待ってくれているファンのために"と予定通り発売することにしたんです」(フィギュア関係者:女性セブン)
匡子さんの死より前に出版は決まっていたとしても、もう少し落ち着いてから発売したいという気持ちがあった浅田。
しかしそれを一蹴したポプラ社に、普段笑顔を絶やさない浅田でも怒りがこみ上げてきたという。

発売を待つファンを思い、なんとか怒りを収めた浅田。
しかし、ポプラ社の行動は再び浅田を怒らせてしまった。
それは12月30日の朝日新聞に掲載された、
「私の人生を最高に輝かせてくれた、一番大切な言葉…「真央ならできる!」」
という同エッセー集の広告だったという。

匡子さんの言葉を引用した同広告。
「もともと、この本はお母さんが亡くなる前から作られていたもので、母娘の交流などは綴られていますが、お母さんの闘病生活や死については、一切触れられていません。
それなのに、あたかも本文中の言葉を"遺言"のように引用されていたことに真央ちゃんは怒ったみたいで、"ママの死を売り物にするようなことは絶対にやめてほしい"と関係者にはっきりといったようなんです」(同)
浅田には再び怒りの炎が灯ってしまったのだが、周囲の説得によって納得したという。

ポプラ社によって二度も不快な思いをした浅田。
残念なことに、昨年末に作成された告知ポスターがとどめをさしてしまったという。

問題の告知ポスターとは、「「ママ、ほんとうにありがとう」何度、ありがとうと言っても足りません」というもの。
「あの文言は、本から引用したものではなく宣伝用に作った言葉だったそうで、真央ちゃんの我慢は限界を超えたんです。
スタッフが声をかけられないほどの怒りだったみたいですよ」(同)

三度も浅田を怒らせることとなったポプラ社。
浅田のマネジメント会社によると今後この本が同社から発売される予定はないという。
大切にしなくてはならない作者の気持ちを踏みにじった代償は、かなり大きかったようだ。(今井)


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