ジブリ映画「コクリコ坂から」に宮崎駿が大激怒! 主演声優・長澤まさみ顔面蒼白
(07/06)

長澤まさみ(ながさわまさみ=24)、V6・岡田准一(おかだじゅんいち=30)らが声優として出演するスタジオジブリの最新映画『コクリコ坂から』。
7月16日の全国公開に先駆けた関係者向け試写会が先月23日に行われ、企画・脚本の宮崎駿(みやざきはやお=70)氏、監督の宮崎吾朗(みやざきごろう=44)氏、そして主演声優の長澤が参加した。

試写会は本編の上映後、監督らが簡単なスピーチなどを行うという流れで行われた。
しかしそのスピーチで駿氏が激怒、収集が付かない状態になるというトラブルが起こったという。
『東京スポーツ』が報じている。

「最初は駿さんも『私の脚本が遅くてすいません(笑い)』と穏やかに話していたのですが、途中から駿さんがスタッフを順々に呼び、呼ばれた人はその場に立つような流れになったんです」(映画関係者:東京スポーツ)

何人かのスタッフに続いて呼ばれたのは動画チェック担当の男性。
駿氏の表情が一変し、和やかな会場のムードが一瞬にして凍りついたのはそのときだった。

「おい、ちゃんと動画チェックしたのか!何なんだコレは!」
「階段下りる時、ひざは曲がるだろうが!それがこれだと伸びてるだろ。こういうのを(客に)見抜かれるんだよ」(引用:同)

駿氏は作中で階段を降りる人のひざが曲がっていないことに気づき、大激怒。
さらにそれだけでは怒りは収まらず、本作の監督であり自身の息子である吾朗氏にも厳しい言葉を浴びせかけた。

「これはもうね、動画チェックがダメなのか、見落としてる監督がダメなのか。アニメをナメるなってことだ!」(引用:同)

実の父親からの公開ダメ出しに吾朗氏もすっかりタジタジ。
さらにこの後自分のスピーチを控えていた長澤も、突然のハプニングに焦りまくっていたとか。

「事前にスピーチを考えてきたでしょうが、この空気では変えざるをえない。顔面蒼白でしたよ」(前出関係者:同)

結局試写会は駿氏の「もう終わりだよ、終わり!」の言葉と共に強制終了。
スピーチをする間もなく、長澤はホッとした表情でステージを後にした。

ご存知、宮崎駿氏と言えば1985年にスタジオジブリを設立して以来『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』などを世に送り出し、日本のアニメ映画を根本から変えた偉大なる人物。
その妥協を許さぬ姿勢が、数々の名作を生み出す原動力となっていたことは間違いないだろう。

それにしても、公開ダメ出しはちょっと厳しすぎるかも。(高橋)


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