ワカメちゃんのパンチラやオッパイOKだった! オナニーNG! 非実在青少年規制

ワカメちゃんのパンチラやオッパイOKだった! オナニーNG! "非実在青少年"規制

(04/28)

子供のセックスを描く漫画などに対する｢2次元児童ポルノ｣規制､いわゆる"非実在青少年問題"で､東京都は都民らから寄せられた質問25問と､都側の見解をまとめ､Webサイトに掲載した｡

｢ワカメちゃんのパンチラ｣はOKで､｢手淫(オナニー)｣はNGなど､表現がなんともストレートだ｡

改正案は18歳未満の子供が登場し､性行為を行う作品を指定｡

成人を対象にしたいわゆるエロ本売り場でしか販売をできなくするもの｡

漫画家側からは｢表現の自由がなくなる｣などと猛反発の声が挙がっている｡

都が規制対象外の具体例として挙げたのは､ワカメちゃんの他､

｢クレヨンしんちゃんの尻出し｣や｢ドラえもんしずかちゃんの入浴｣｢新世紀エヴァンゲリオンレイやアスカのヌード｣

といったもの｡

規制対象はあくまで行為としてのセックスそのもので､

｢パンチラやおっぱいやお尻が見えるシーン､入浴シーンやシャワーシーンの描写があるだけでは規制することはありません｣

としている｡

規制対象については､

｢子供との性行為や類似行為がメーンとなっているもの｣

｢悪質な性行為シーンを『売り』にしたものに限られ､(近親相姦やレイプといった)通常の子供が経験する性交と明らかに別物｣

と規定｡

解釈論になりそうな"類似行為"ついても

｢フェラチオ､手淫､アナルセックスなど｣

としている｡

【都条例改正案で規制の対象外となる事例】

作品名/シーン

｢クレヨンしんちゃん｣/しんのすけがお尻を出すシーン

｢ドラえもん｣/しずかちゃんの入浴シーン

｢サザエさん｣/ワカメちゃんのパンチラシーン

｢新世紀エヴァンゲリオン｣/レイやアスカのヌードシーン

｢ドラゴンボール｣/ブルマが裸になるシーン

｢キューティーハニー｣/如月ハニーの変身シーン

【規制の対象となる事例】

◎子供への強姦や近親相姦などの悪質な性行為を､あたかも楽しいこと､普通のことと描写する｡

◎ナレーションで｢13歳｣などと表現したり､小中学校の校舎で授業を受けているなど18歳未満と認識できる上で､性行為や類似行為が表現され､子供にとって悪質なもの｡

(淺川)