M-1グランプリ終了!? ラストを飾るのは歴代チャンピオンからひと組のグランドチャンピオン!?
(02/18)

もはや年末の風物詩ともなっている、若手漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」。

前回のM-1は、初の決勝進出となったパンクブーブーが優勝を飾った。

「関東で20.6%、関西ではなんと30.3%もの高視聴率を弾き出したことからも、もはや国民的人気番組といえるでしょう」(テレビ誌記者)

視聴率も好調なこの番組に、なんと打ち切りの噂が出ているという。

天下の人気番組に何が起こったのか?

「島田紳助(しまだしんすけ=53)さんや松本人志(まつもとひとし=46)さんをはじめとするM-1の中心人物たちが、今年の大会を最後にしようと話しているみたいなんです」

「今年の第10回大会のあと、これまでの歴代チャンピオン10組が一堂に会し、チャンピオン大会を開催。グランドチャンピオンの誕生をもって、その歴史に幕を閉じるというような具体案も出ているそうです」(テレビ局関係者)

いったいなぜ、打ち切りという話になっているのか。

「原因のひとつとして、ここ数年のチャンピオンが、大会のあと、華々しい活躍ができていないことがいわれているようです」

かつては、チャンピオンになればその後バラエティー番組へのオファーも殺到し、一躍有名になれていた。

「一夜にして絶対的な知名度と賞金1000万円、さらに膨大な仕事量と大幅なギャラアップまでを手中に収められることから、M-1ドリームなる言葉も生まれました」

「歴代覇者のアンタッチャブルやチュートリアルらが、まさに夢の体現者でした」

だが、最近はその傾向に陰りが出ていることは否めない。

「NON STYLEは優勝直後から「フリートークができない」と紳助さんたちに指摘されていましたが、決勝で彼らに負けたオードリーが大ブレークしたのとは対照的に、いまもテレビ番組で個性を発揮できてはいません」(構成作家)

チャンピオンになったばかりのパンクブーブーも似たようなものだ。

「漫才は確かにうまいですが、2人のキャラクターが薄く、トークでの持ち味もまだ見えてこない。早くも「第2のNON STYLEになるのでは」と囁かれ始めています」

実際、数年前まではチャンピオンになれば正月のお笑い番組に引っ張りだこだった。

だが、パンクブーブーの場合正月番組への出番は数えるほど。

あとは大阪の吉本の劇場に出演していたという。

さらに、こんな理由も。

「M-1の成功によって、「R-1ぐらんぷり」や「キングオブコント」などのお笑いコンテストが乱立しました。携帯コンテンツである「S-1バトル」は、毎月優勝者が誕生し、しかも賞金はM-1と同じ1000万円。そんな状況だと本家の価値は薄れてきますよ」(芸能事務所関係者)

そもそも、当初から10回で終了が規定路線だったという噂もあるよう。

「プロデューサー的な視点を強く持っている紳助さんは、大会の注目のされ方や、芸人たちの質の変化に誰よりも敏感です。マンネリ化するならやめたほうがいい。番組の威光があるうちに、いい形で終わらせよう、と考えていても不思議ではありません」

さて、M-1は一体どうなっていくのか?(加藤)


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