明石家さんまが激怒"おまえつぶすからな!"迫ったアノ"若手芸人"って誰!?
(01/16)

フジテレビ「ごきげんよう」の年末恒例企画は、明石家さんまをゲストに迎えること。

といっても、通常のゲストと変わらず、3日間出演してトークをするスタイルは一緒だ。

しかし、今年は少し様子が違った。

なんと、共演した"若手芸人"が、さんまの頭をしばきまくってしまう事件が起こってしまったのだ。

放送は12月22日、共演のゲストは歌手の伊藤由奈と、お笑い芸人の「まえだまえだ」

「まえだ──」は兄、前田航基(こうき)と弟、前田旺志郎(おうしろう)のコンビで、11歳と9歳にしてM-1グランプリの準決勝進出を果たしている"実力派"。ちなみに所属は松竹芸能だ。

明石家さんまとの初対面を喜ぶまえだまえだに、生意気な口をきくからとさんまが頭を一発しばいた。

すると間髪いれずに旺志郎もさんまの頭をパネルでしばいたのだ。

さんまが

「何をすんねん、大先輩やっちゅうの」

と言うと、司会の小堺一機が、

「感激の対面。これがバラエティの歓迎の仕方です。」

とフォロー。

しかし、さんまとまえだまえだの勢いは止まらない。

さんまが小堺一機をしばけば、旺志郎がさんまをしばき、さんまがまた小堺をしばけば、今度は航基がさんまをしばく。

いったい何度、さんまの頭をしばいたのだろうか。

とうとう、旺志郎は、プラスティックのおしぼり置きでさんまの頭をしばいてしまった!

「それ痛いはほんま!」

とさんまが頭を押さえながら、

「アホやなこいつら」

とにらんでいると、旺志郎も負けずに、

「さんまさんよりはかしこいわ」

とやり返す。

しかし、さんまを怒らせたのはしばきあいではなかった。

まえだまえだのトークの番となり、二人は事務所の先輩、笑福亭鶴瓶に焼肉をごちそうになった時のことを話した。

兄、航基は、

「旺志郎はさんまさんのファンやったけど、お肉食べさせてもろて、鶴瓶さんのファンになったんや」

と、ぶっちゃけた言葉を返して、

「だから今度肉食べに連れてってな」

と、臆面も無くさんまに頼みこんだ。

それを聞いたさんまはまじめな顔で

「俺はおまえらの師匠なんやから、『な』はいかんやろ。

『師匠、一度お食事をお願いいたします』とそういう頼み方せないかん」

と諭した。先輩として礼儀は教えておこうということだろう。

しかし、まえだまえだは聞く耳をもたない。

旺志郎が、

「頼むからお願いナ」

と軽い口調で続けると、さすがのさんまもカチンときたようだ。

「おまえら絶対つぶすからな」

と切れてしまったのだ。吉本興業の大物、さんまのこの発言はシャレにならない。

これ以上はまずいと踏んだ小堺一機が

「大人気ない、子供に『つぶす』なんて」

とフォローしていたが

「失礼やろ」

とさんまも譲らない。

そこで旺志郎が、

「はいこれ」と件のおしぼり置きを小堺に渡すと、さんまは小堺からそれを受け取り、電話に出るポーズで

「もしもし……あ、プラスチックですか……プラスチックやないか、これ!」

とボケてみせたのだ。

この状態で、さんまにボケさせようとした、まえだまえだ。

やはり只者ではないということか、さて?(淺川)


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