メキシコ雪辱果たせず・・・ またもアルゼンチンに軍配〔W杯〕
27日に行われたW杯決勝トーナメント1回戦、アルゼンチン対メキシコ戦はアルゼンチンが3-1でメキシコを破って勝利。
4年前のドイツ大会でも決勝トーナメント1回戦でぶつかった両国だが、またも立ちふさがったアルゼンチンの壁を前に、メキシコが悲願の8強入りを果たすことはできなかった。

同じ轍を踏まぬと、立ち上がりから積極的な攻めを見せたメキシコ。
8分にトラド、9分にフアレスが惜しいミドルシュートを放つなど、負傷でDFサムエルを欠くアルゼンチン守備陣にプレッシャーをかける。
守っては2トップ下でボールを受けるメッシを早めに潰し、起点をしっかり抑えていた、のだが、
それでも先制点を奪ったのはアルゼンチンだった。
メッシが敵陣中央で前を向くと、エリア内に走りこんだテベスにスルーパス。
GKペレスが先に触れたものの、弾かれたボールをメッシがシュート。
これをゴール前でテベスが触ってコースを変えて先制点に。
テベスの位置は明らかなオフサイドだったものの、主審はゴールを認めた。
動揺するメキシコを尻目に、アルゼンチンは相手DFオソリオのパスミスを突き、イグアインが今大会4点目となるゴールを決めて2-0。
後半頭からはバレラを投入し、一気に攻勢を強めに出たメキシコだが、
テベスのエリア外からのミドルシュートを決められ、早々に意欲を削がれてしまう。
メキシコは期待の若手FWエルナンデスが1点を返すが、反撃もそこまで。
またも立ちふさがったアルゼンチンに雪辱を果たすこと叶わず、今大会も決勝トーナメント1回戦で敗退となった。

試合後、今大会4連勝を飾ったアルゼンチンのマラドーナ監督は、
「今日のロゼッティ(主審)は本当にすべてを間違った。彼のミスの数々が試合を左右したんだ。だが、我々はうまくやったし、アルゼンチンの勝利がそれだけで決まったとするのは正しくない。我々は相手を上回っていた。この選手たちは本当に私を誇らしくしてくれる」(Goal.comより)
と、ジャッジミスの影響が大きかったことを認めながらも、それでも勝利は実力で勝ち取ったものだと嬉しそうにコメントした。

一方、メキシコのアギーレ監督は、
「序盤は我々の方が優れていたと思う。しかし、オフサイドで先制され、守備のミスでさらにゴールを決められた。2つのミスで信じられない差が生まれてしまった。最初のゴールでバランス感覚を失ったんだ。そのミスから立ち直る精神的な強さが足りず、2点目を決められてしまったね」
と、2点目の失点が痛かったとコメント。
5大会連続のベスト16止まりとなったメキシコ。準々決勝進出の夢はまたも4年後に持ち越された。

なお、ベスト8に進出したアルゼンチンは、7月3日の準々決勝でドイツと争うことになる。
(2010年6月28日)
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