ドイツ代表主将バラック右足首靭帯断裂で出場は絶望的・・・〔W杯〕

チェルシーのドイツ代表ミヒャエル・バラックが15日のFAカップ決勝で右足首の靭帯を損傷し、6月のW杯に出場できなくなった。
バラックのケガの程度は、ミュンヘンで受けた精密検査で判明した。

ドイツ代表として98試合に出場し、42得点を記録しているバラックは、15日にFAカップ決勝でポーツマスと対戦した際にケビン・プリンス・ボアテングのタックルを受け、負傷交代。精密検査の結果W杯出場は不可能と判断された。

出場断念を余儀なくされたバラックは「もちろん大きな失望だ。こんな診断をワールドカップ2、3週間前に受けるとは心が痛む。しかし、サッカーとはこういうもの。先に進むしかない」とコメント。
ドイツ代表のレブ監督も、「私も最初はショックを受けたが、こうなっては、他の選手たちがさらなる責任感を持って挑むしかない。これは大きなロスだ。ミヒャエルはワールドクラスのプレーヤーで、チームの主将であったのだから」とコメントした。
ドイツ代表のチームドクター、ハンス・ビルヘルム・ミュラー・ボールファート氏の診断によると、復帰は最短でも8週間後。
ドイツは主将不在のまま6月13日にオーストラリアとのW杯初戦を迎える。

(2010年5月18日)

その他のSOCCERニュース