今季最短のたった2球で降板!? 楽天緊急リリーフで大混乱

最下位脱出がかかった大事な試合でまさかの今季最短投球数降板となってしまった。

31日に行われたパ・リーグ楽天対ロッテ戦。
楽天の先発マウンドに上がったのは青山。しかし初回、先頭打者の西岡へ2球目を投げたところで不運が降りかかる。

1球目はストライクを奪ったが2球目は大きく外れたボール。リリースタイミングが合わなかっただけかと思われたが、青山はその直後に左わき腹を抑えうつむいてしまった。

どうやらリリースの直前に左わき腹の筋を伸ばしてしまったようだ。
これにより青山はわずか2球で降板。

予想もしていなかった先発の降板にブルペンは大慌て。
急きょ長谷川が15球ほどの投球を行いマウンドへ上がるも当然のごとく投球が定まることなく西岡に四球。
その後送りバントで西岡が進塁すると続く井口が二塁打でいとも簡単に先制を許してしまった。

しかし、楽天にとっては最下位脱出がかかった大事な試合。
投手の危機に打撃陣が奮起。終わってみれば13得点を挙げ、13-4で楽天が快勝。

楽天が日本ハムを抜いて2勝5敗の5位へ浮上した。
果たして楽天の投手陣はいつ復調するのか。この試合を見ても分かるように得点力はあるだけに投手の踏ん張りに今後は期待したい。

(2010年4月1日)

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