MR.BRAIN
[第8話]
犯人を追おうとすればするほど、罠に掛かると気付いた九十九(木村拓哉)は何もしないのが最善策だと提案。07/11放送
買い物に行くと言って出ていってしまい、和音(綾瀬はるか)はあきれてしまう。
丹原(香川照之)は尾崎(浜田晃)の家に行き、息子の伸一郎(鈴木一真)のシェーバーからDNAを採取。
現場に残されていたハンカチのXの文字を書いた血痕と一致した。
九十九は別の人間から同じDNAが検出されることがあるのかと聞くと、難波(トータス松本)は一卵性双生児と骨髄移植という可能性を挙げる。
やがて、17年前に殺人容疑で有罪になった北里(上川隆也)が伸一郎から骨髄提供を受けていたことが分かる。
DNA鑑定が捜査の決め手となったのだが、丹原は難波にもう一度調べてくれと頼んだ。
川瀬副長官(大林丈史)と尾崎はその事件の捜査責任者で、菊池(清水紘治)は担当検事だった。
彼らは北里に無理やり、罪を認めさせていた。
北里の両親は息子の罪を償うため自殺。北里は彼らのことを恨んでいた。
一方、九十九は釈放された伸一郎を武井(市川海老蔵)が尾行するのを発見。
武井は途中に黄色いあめ玉を置いていく。九十九はそれを拾い、代わりに青いあめ玉を置いた。
そのあめ玉は武井と犯人との連絡に使われているようだった。
北里の部屋を捜索していると、当時の担当裁判官だった津田(山田明郷)の講演会のチラシが見つかる。
次のターゲットは津田だと確信した警察は会場へと急いだ。
すると、会場に爆弾を仕掛けたと、丹原の携帯に連絡が入る。
爆弾は壇上の演台の中に見つかった。
九十九はそれがダミーだろうと言い、和音たちは本物だったらどうすると反論。
九十九はこれでお別れになるかも知れないと言って、和音を抱きしめ、会場を出ていった。
案の定、爆発は起こらなかった。
その頃、2人の不審な男が袋に閉じこめられた津田を運び出していた。
だが、彼らが北里のもとに着き、袋を開けると、中から九十九が出てきた。
九十九は会場で2人の姿を見つけて津田の居場所を突き止め、一足先に入れ替わっていたのだ。
九十九は監禁されてしまうが、そこに丹原たちが駆け込んでくる。
九十九は和音を抱きしめた時、彼女の携帯を抜き取っていて、それを使って丹原らに居場所を伝えていた。
観念した北里は銃を自らの頭に当て、自殺しようとした。
だが、取り押さえた丹原が携帯のワンセグで、警察の謝罪会見の模様を見せる。
彼らは北里の逮捕は間違いだったと頭を下げ、九十九も必ず真犯人を捕まえると宣言する。
全てが終わった後、九十九は武井と会い、黄色いあめ玉を見せて指紋くらい出るかも知れないと告げた。
だが、武井はそれを置いた日は雨だったから、指紋など出てこないだろうと不敵に笑う。
結局、武井の正体は不明のままだった。
その後、九十九は留学のため、アメリカに向かう飛行機に乗っていた。
その飛行機が爆弾を持った男(香取慎吾)にハイジャックされる。
だが、九十九は平然とその爆弾を取り上げ、笑顔を見せた。
07/11
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キャスト
九十九龍介 / 木村拓哉(きむらたくや)5年前までちょっと顔が良くてもてはやされている程度のホストだったが、
ある事故に巻き込まれて脳の一部を損傷。
命は無事だったものの、この事故をきっかけに彼の人生が大きく変わることとなった。
というのも、この事故を境に九十九の脳が人並み外れた発想力と思考力を開花させたのだ。
その後、優秀な脳を得た九十九はその才能を生かし脳科学者となり、
そして今回、その実力が買われて科警研へとやってくることとなった…。
由里和音 / 綾瀬はるか(あやせはるか)
科警研で九十九の部下として働く女性。
もともとは化学部門だったのだが、九十九の格好良さから脳科学に対し、
極度のやる気を出すようになった。
しかしそんな憧れの気持ちも忘れ去るほど、和音は九十九に振り回されることとなる…。
林田虎之助 / 水嶋ヒロ(みずしまひろ)
警視庁の捜査一課で働く刑事。
丹原朋実(香川照之)の部下として事件の捜査を日々行っている。
捜査で協力を依頼することの多い九十九のことを心から尊敬しており、
事件のたびに九十九と関わりを持てることをひそかに楽しみにしている男である。
難波丈太郎 / トータス松本(とーたすまつもと)
科警研で生物学を担当している男。
DNAや指紋、血液といった個人の特定に必要な情報を集める才能に長けている。
捜査だけでは犯人を特定できなかった迷宮入りクラスの難事件も、
彼のおかげで何度も解決に至っており、
科警研ではエース的存在である。
丹原朋実 / 香川照之(かがわてるゆき)
事件が起こる度に姿を現す九十九のことを邪魔者扱いする警視庁捜査一課の刑事。
九十九のことを心から尊敬している直属の部下・林田虎之助(水嶋ヒロ)のせいで年がら年中嫌な思いをしているらしい。
しかし、結局事件が終わってみればこの3人がうまい具合に絡み合って事件が解決されることが多いのも事実である。
佐々未春 / 大地真央(だいちまお)
科警研の法科学部長を務める女性。
各研究室の予算や成果などを事細かにチェックする何に対してもとことん厳しい性格の持ち主。
九十九の才能自体は認めているものの、
時々表に出る研究者らしくない行動に対しては不満を持っているらしい…。
船木淳平 / 平泉成(ひらいずみせい)
科警研で画像解析を担当しているベテラン研究員。
防犯カメラなどに写った不鮮明な画像などを基に、
確実に犯人の特徴を割り出していく。
その道のスペシャリストとはこの男のようなことをいうのかもしれない。
神田純一 / 設楽統(したらおさむ)
科警研で音声分析を担当している男。
事件に関わるというよりは、容疑者の声から年齢や出身地、身長、顔の特徴などを自動で割り出すソフトの開発に没頭している。
大内浩一 / 山崎樹範(やまざきしげのり)
科警研で生物学を担当している男。
難波と共にDNAなどを専門として研究している。
人見知りでひねくれた性格のため、
初対面の人と出会うとその人の毛髪を採取してDNA鑑定し、
その人の性格を調べている変人男。
瀬田逸平 / 小林克也(こばやしかつや)
科警研を統括している所長の男。
佐々と共に脳科学研究室を立ち上げ、
九十九を呼び寄せた張本人である。
夏目光男 / 田中裕二(たなかゆうじ)
科警研で化学を担当している男。
爆薬や毒物などの分析をしており、
その実力もなかなかのもの。
しかし、若干人のことを見下したような性格の為、
あまり好かれはしない。
掃除のおねえさん / 木下優樹菜(きのしたゆきな)
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