デトロイトのコミック・ブック店で働くクラレンス(クリスチャン・スレイター)は、プレスリーとクンフー映画好きのオタク青年…
(2008/10/16)
デトロイトのコミック・ブック店で働くクラレンス(クリスチャン・スレイター)は、プレスリーとクンフー映画好きのオタク青年。ある日の誕生日、場末の映画館で大好きな千葉真一の映画3本立てを観ていると、アラバマ(パトリシア・アークェット)というキュートな女の子がやって来る。ベッドの中で彼女は、自分はクラレンスの店のボスが誕生日のプレゼントに差し向けたコールガールであることを明かすが、互いに一目で恋に落ちた2人は翌日に結婚する。クラレンスは、アラバマの元ヒモであるドレクセイ(ゲーリー・オールドマン)に話をつけに行くが、案の定殺されかかって逆に相手を殺害してしまう。しかも彼女のスーツケースだと思って慌てて持ち帰ったカバンには、大量のコカインが入っていた。翌日、クラレンスは元警官の父、クリフォード(デニス・ホッパー)に会い、妻のアラバマを紹介すると共に、警察の捜査状況を聞く。だが2人がコカインを処分して外国へ高飛びをするためにロサンゼルスに向った後で、ビンセンツ(クリストファー・ウォーケン)と名乗る男がクリフォードの元へ現われる。息子とその妻のためにシラを切るクリフォードは拷問され殺されてしまう。一方クラレンスは、映画のプロデューサの男とコカインの取引きの話をまとめる。取引き当日、ダイムス刑事(クリストファー・ペン)ら捜査陣と、デトロイトから追ってきた組織の男たちが現場のホテルにやって来るが...。
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